ichiroさん、皆さん
少し時間がたってしまいましたが、
Takagiさん、Udaさん、それに今回の釣行の旗振り役のShinoさん、お疲れさまでした。
今回は同行出来なかったOhashiさん、Furruyaさん、ichiroさん、Matsuokaさんに、
少しでも釣場の雰囲気を味わって頂こうと、長い駄文を披露させて頂く事にしました。
今回はデジカメを持たずに出掛けたため、写真はShinoさんにお願いします。
また、最終日の釣行記もUdaさんかShinoさん、よろしくお願い致します。
木曜夜、昨晩荷物を積み込んでおいたので11時15分には家を出て、
一路チューンド・ビートルにむち打って世田谷のTakagi邸に。
さすがに疲れが溜まっていて、
寝込まない様チャカ・カーンのリミックスを大音量でかけながら12時前には到着。
今回はTakagiさんのBMW525ワゴンで出撃ですが,
ルーキーのゲージがリアのカーゴスペースに入るとこのサイズの車を持ってしても
大量の荷物でリアシートは一杯。
2シーター状態で、既にビールの入っているTakagiさんと
久し振りの遠出でご機嫌なルーキー君とTakagi邸を出発したのは深夜12時半頃。
まずは環状8号線を順調に抜けて、先行するShinoさんをチェイス。
赤城のパーキングでお休み中のShinoさんをインターセプト。
東京を抜けると標高が上がるごとに気温が下がり、水上周辺は18度。
高速を降りてM川近くのセブンイレブンで買い出しを行い,ついでに2日分の入漁券も購入。
今年から片品川と同じく1日券が2,100円と2倍に値上がりしており,
渓流釣りもお金のかかる趣味になって来ました
(と僕が言っても、あまり信じてもらえませんね。
僕にとっての魚釣りは、昔からお金のかかる趣味でしたから)。
M川の別荘には3時半頃に到着。
世田谷からここまで、3時間で約240キロの行程。
埼玉新都心に住んでいた頃に比べると、横浜から関越に乗るまでが遠くて疲れる行程です。
最近手近な海への釣行が多いのも、一つはこのせいもあります。
さて、いつもの別荘に着くと,建物の前に見慣れぬスーパーハウスが。
でも、その奥にある別荘はいつも通りで一安心。
早速別荘を点検すると、まだ雪囲いがされたまま誰も使っていない様子。
部屋の中には甲虫の死骸が大量に敷き詰められ,階段には杉の枯れ枝が山積み。
眠気を押して、まず別荘の掃除から。
スリーピングバッグやコット,テーブルや椅子を運び込んで,宴会のスタートは4時頃。
すぐに薄明が始まり、まだ水量が多い事を確認してから5時前に寝ようとすると、
なぜかそれまで眠そうだったルーキーがいきなりアクセル全開でなかなか寝かしてくれません。
それでも疲れに負けて,Shinoさん,Takagiさんと気がつけば高いびき。
寝付きの早さでは、ノン・ドリンカーの僕は酒飲みにはかないません。
それでも明るい空の下,堰堤から流れる水音を聞きながら、お休みなさい。
翌朝ルーキーに起こされて目が覚めたのは10時前くらいか?
曇り空は何とか持ちそうで,コーヒーとサンドウィッチの朝食の後、
別荘からウェーダーを履いてM川に出撃。
初めてのウェットフライ・フィッシングに期待の大きいTakagiさんとルーキーは歩いて上流に、
今回の七夕釣行の旗振り役のShinoさんと私は車で下流へ。
我々は大堰堤の上から入釣しました。
いつも思う事ですけれど,堤体の高さが10メートル以上もある堰堤が,
僅か3年程度でその上流1キロにも渡って川を石や土砂で埋め尽くしてしまうのに驚かされます。
もちろんフラットで付くべき岩石の無い流れには魚も育ちません。
何のための堰堤なのか,
ただただ田舎に仕事を集めて土建屋さんをもうけさせるのが目的としか思えません。
日本も早くアメリカの様に,いらなくなった堰堤やダムを取り壊し,
自然を取り戻す事にお金を使える様になると良いですね。
今回最初の1匹を篠塚さんが上げたのも,やはり1キロ程度広河原を釣り上がっての事でした。
その後サイズは小さいものの、ヤマメのチェイスは頻繁にあり、
午後2時半の集合時間までにShinoさんが18センチクラスを頭に2匹
(バラシは数回あった様です)、私が同寸を7匹。
戻って来たTakagiさんは、
今回初めて巻いたウェットフライのグリズリーキングで23センチを1本釣って、
急にウェットフライへの信仰心が高まった様です。
信ずる者は救われると言うのは、釣り師の格言ではなかったでしたっけ?
その後カップヌードルとおむすびの定番ランチの後,U川本流へ。
Takagiさんはヘンリーズフォーク8フィート半5番,
Shinoさんは新調したMr.ドンの9フィート6番、
僕はウェルナー10フィート6番のウェットロッドで、
本流の屈曲部に出来た大きな反転流周辺や橋の廻りを小1時間攻めましたが全く反応無し。
こうして初日の釣りは厳しいながら、何とか全員坊主からの脱却を果たしました。
まだ山裾に雪の残るM川の水温は10度、午後には軽い雪代が入り、
底石に着くニンフも少なく夜になっても明かりに集まる虫もほとんどいないと言う,
やはり今年も異常気象なのでしょうか?
明らかにこのシーズンの釣りとは異なる気がします。
堰堤だらけの狭い川は別として、大河では魚の付き場が読めません。
昨年も異常気象で魚を見つけるのに苦労しましたが,
これでは何を持って正常とすべきか、長年の蓄積が役に立たなくなりつつあります。
夜はM川近辺には温泉が無いため、S川界隈の温泉へ。
ひと風呂浴びて疲れも取れさっぱりした所で、
六日町のリトル・北海道と言う行きつけのすし屋さん(居酒屋?)に。
ところがどうした事か若者でごった返していて,支店まで一杯。
やむなく翌日夜の予約を入れて、もう一つの行きつけの焼肉屋へ。
こちらも15分待ちでしたが,何とか座る事が出来ました。
六日町周辺は田舎とは言え、いつも行く秋田など東北の田舎に比べて
高速や新幹線などのインフラが行き届き、
国際大学や北里大学の専門学校などもあって若者も良く見かけます。
同じ田舎でもずいぶん違うものですが,どちらが良いかは別問題。
秋田の田舎では下校途中の子供達が挨拶してくれるのですが、
六日町周辺ではその経験がありません。
やはりその分都会なのですね。
さて、今晩はUdaさんが合流の予定。
状況はメールで送っておいたのですが,
Takagiさん、Shinoさんがつぶれる前に到着出来るか気がかりです。
結局Udaさんの到着を待たずして,TakagiさんShinoさんともに白河夜船。
12時少し前にUdaさんが到着すると、ルーキー共々第2段階へ突入。
TakagiさんとShinoさんは眠気と疲労に勝てず、1時少し過ぎにはスリーピングバッグへ。
しばらくの間,僕は久し振りにUdaさんとコーヒーで御付き合い。
かれこれ8年は釣行しているコンビですが,
ここの所仲間が増えてお互いがフィッシングガイド役を仰せつかるため,
ここ数年はUdaさんと釣りそのものをした覚えがありません。
彼はここ3年程の間ルアーを捨ててフライに集中しており,
結果腕を上げてルアーに遜色のない釣果を上げています。
そのUdaさん,今年はスランプだとか。
今回は本流(仲間内ではなぜか人気がない)向けの高番手のロッドを中心に持ち込んでいます。
本流のウェットフライ・フィッシングと初めて振るダブルハンド・ロッドの練習がお目当ての様。
やっぱり翌朝は寝過ごしてしまい、朝食後のスタートは10時頃。
いろいろと悩んだ末にS川にUdaさんとShinoさん、Takagiさんと私の2組に分かれて入釣。
下流に入る宇田川さん篠塚さんコンビを見送り、Takagiさんと私はまずは中流域に入釣。
Takagiさんはドライフライ,私はルアーでのスタート。
小さいヤマメが編隊でルアーを追い、
実際25センチ程度のヤマメが2度程ルアーにアタックしたのですが,フッキングには至らず。
ルーキーが渡れない渓相だったため,早めに切り上げて再度温泉街から上に入釣。
ルーキーは昨日で大分お疲れの様子で,今ひとついつもの元気が無い感じ。
Takagiさん曰く、散歩を除くと一日中エアコンの効いた家でゴロゴロしているので、
すっかりなまっているとか。
岩で足を痛めない様に履かせるブーツを新調したもののサイズが合わず,
今回は裸足?で歩いていたためよけいに疲れたのでしょう。
さて、渓相は絵に描いた様でジンクリアな水も申し分無し。でも魚がいないのですね。
ルアーに追いも無いし、川を歩いていても魚を見かけません。
やっと小1時間釣った所で25センチ程度のイワナがルアーを追いましたが,
残念ながらフッキングには至らず。
信仰の厚いウェットの切り替えたTakagiさんにも,全くアタリが無い様子。
集中力が切れかけた頃,S川に流れ込む細流の合流点でイワナのチェイスがあり,
数度のキャストでのんびりルアーを追いかけて来たイワナをトゥィッチ1発でフッキング。
ヤマトイワナらしい23センチでした。ここで一旦ストップ・フィッシング。
今来た道を戻り,車の側で何時もながらのカップヌードルとおむすびのランチタイム。
ゆで卵をカップヌードルに入れて食べるのが,このところのお気に入り。
それにしても夏バテからかここの所食欲が無いのですが,なぜか山に来るとおなかが減ります。
朝昼晩の3食の他にも、10時と3時のおやつもしっかり取ります。
この点ではルーキーも負けておらず、
おむすびやら魚肉ソーセージやら、ドーナツに食パンなど、歩く胃袋状態。
でも体重が43キロもあってこの運動量なので、気持ちは分かります。
渓流でバックパックを下ろすと美味しいものが入っていると知っていて、いつも鼻を突っ込んできます。
こちらもそのつもりでいつもルーキーの分の食料を入れているので、つい食べさせてしまいます。
おむすびでもソーセージでも、大きな口でゴックリ一飲み。
ルーキー、ちゃんと味わって食べてくれよな?!
その後狙いを付けていた橋から川を覗くと、釣り人が一人視界に入りました。
何やら見た様なバンブーカラーのルアーロッドを振っています。
上から石を投げたのですが、気がつかない。
その後ろからUdaさんも登場し、
Shinoさんが下流でイワナ4匹ヤマメ2匹をルアーで上げて絶好調と聞きました。
Udaさんはフライで通し、苦戦している模様。
健闘を誓い合って別れました。
最後の決戦の場所を求めて上に行くか下に行くかを悩みましたが、暑さに耐えかねて上流へ。
源流部にはランプの宿と銘打った温泉があり結構にぎわっていましたが、
我々はS川の支流に別れて入りました。
かなり小さな流れで久し振りに振るフライがうまくキャスティング出来るか不安でしたが、
スコットの8フィート3番ジャパンスペシャルは
フライフィッシャーの腕を補って狭いループで的確に15番のパラシュートを水面に運んでくれました。
唯一のコーナーで25センチ程度のイワナをかけましたが残念な事にばらしてしまい、
その後はずっとナメの直線部が続いたために断念。
しばらくするとTakagiさんとルーキーが戻って来ました。
下流部はすぐに本流と合流して、なかなかいい雰囲気だったとか。
それでも魚が出なかったとの事で、諦めきれない我々は最後の死に場所を本流に求めました。
Udaさん情報では六日町周辺より下流の小出近辺が良いと言う事で、
S川の合流点に狙いを付けてTakagiさんはザウルス6フィート、
私は上田の7.2フィートでスプーン、ミノーを水面に変化のある、
つまり底石が大きいスポットにいろいろな角度でキャスト。
ここの所釣り過ぎで痛めた肘をかばいつつミノーのトゥィッチングも試しましたが、
反応が全くない事でテンションが切れてあえなく坊主。
約束の道の駅に向かいました。
釣果が無い時は、どっしり疲れが残りますね。
「坊主と1匹の差は限りなく大きいけれど、1匹と10匹の差は僅かでしかない」と言います。
けだし名言!
その後は六日町に予約を入れておいたリトル北海道で、
好きな寿司ネタ10個で2,800円と言うお気に入りのメニューにサラダ、川エビのフライ。
おまけに開店何周年記念とかで生ビールが1杯200円。
当日帰らねばならない我々は後ろ髪引かれつつ10時に退散しましたが、
ShinoさんUdaさんコンビはもう1日があるので明るく別荘に引き上げて行きました。
帰路は「駆け抜ける歓び」BMWのストレート6を存分に歌わせるつもりでしたが、
関越のトンネルを抜けるといきなりの豪雨と沼田名物の霧。
100キロを維持するのに緊張を強いられ、Takagi邸到着は1時前。
やはり3時間はかかってしまいました。
ビートルに荷物を積み替え、眠気覚ましにクルセーダーズを大音量でならしながら帰宅。
今回はBMWを600キロ近く一人で運転していたため体がすっかり高級車に慣れてしまい、
チューンニングしたビートルは全てがダイレクトで、まるでゴーカート。
2時前には帰り着き、2泊2日のM川@七夕釣行の幕が引かれました。
釣果は全くふるいませんでしたが、気の合う仲間と遠征するのは何度繰り返しても楽しいものです。
シリアス・アングラーの僕は長い事一人でいろいろな釣りにのめり込んで来ましたが、
Udaさんと釣る様になってから8年あまり。
釣りそのものよりも、仲間の楽しむ姿を見て楽しむ事が多くなりました。
皆と異なり年間80日程度は竿を振っているので、
一方では一人の釣の楽しさも満喫して入るのですが。
最後にShinoさん、今回は企画を有難うございます。
次回は秋田遠征か、はたまたその前にどこかで竿を出す事になるか?
皆さん、是非また御付き合い下さい。
Ando
追伸:
翌日曜は11時までぐっすり寝込んで,
夕方7時から1時間半だけ家から10分の小港へベスパ(スクーター)で出撃。
中潮の下げっ端をショートパンツにサンダルで立ちこんで、
7フィート2インチパックのメバルロッドで狙います。
ちなみにラインは8ポンドのPEラインに,12ポンドのナイロンリーダーを60センチ。
障害物が無い場所ですので,
ここではタックルはこの組み合わせやワンピースのバスロッドをメインに使い、
過去84センチ約5キロまでこの組み合わせで上げています。
いざ始めて見ると潮は茶色く濁り、明らかに赤潮。
魚の活性も低い様子。
風がなく小雨が降る中、
まずはにょろにょろのチャートバック/ホワイトベリーのフックをチューンしたモデル,
次に切り札的存在のワンダー60の松岡カラーのマットチャートで狙いますが,
40センチくらいのボラの背中に擦れてファイトしたのみ。
魚が沈んでいると読み、チャートバック/ホワイトベリーのロゴスで1メーター程度の水深を引きますが,全くアタリ無し。
そろそろ諦めかけて,
最後にチャートのワームを1/8のジグヘッドで壁際にキャスト、
ピックアップの瞬間に水面が割れました。
バイトの瞬間は夜光虫の光で確認出来,
その後のスズキのファイトも夜光虫の航跡で手に取る様に読み取れます。
とっさにでかいと直感し、すぐにベールを返してラインを出し,
障害物が無いのでドラグも緩めて準備完了。
3分程度ランディングに時間をかけてギャフにかけたのは
60センチジャストのグラマーなスズキでした。
スズキは上昇するルアーに反応し易く,
ためにピックアップの瞬間に食って来る事が良くあります。
フィッシャーマンは次のキャストに気が行っており,
何よりラインが出ていないので
ラインの伸びによるショックアブソーバー効果が期待出来ないので
ラインブレイクの可能性が高くなります。
場数を踏めば対処出来ますが,
今日は我ながら絵に描いた様に対応が決まり,
この1匹ですっかり満足して小雨の小港を後にする事が出来ました。
昨年に引き続き今年も数は出るものの型に恵まれない陸ッパリの鱸釣りですが,
ここ1月60センチまではコンスタントに出る様になりました。
今年の秋(渓流が禁漁に入って)はウェーディングで70アップを楽しみたいですね。
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