産業時代と情報時代を単純に比較してみる


現代を非常に単純化してストレートに考えてみるときに
産業時代のルールと、情報時代のルールを比較してみると
いろんなことがはっきりしてきます

ロバート・キヨサキの”金持ち父さんの子供はみんな天才”からですが

産業時代  雇い主が責任を持って年金プランを立ててくれた
情報時代  その責任は従業員にある

産業時代  年をとればとるほど人間としての価値が上がった
情報時代  年をとればとるほど人間としての価値が下がる

産業時代  人は一生従業員のまま過ごした
情報時代  仕事を自由に変える”フリーエージェント”が増える

産業時代  頭のいい子は医者か弁護士になり、お金をたくさん儲けた
情報時代  スポーツ選手、映画スター、ミュージッシャンがお金をたくさん儲ける 
        医者などの専門的な職業を持つ人の多くは、産業時代より収入が少ない

産業時代  経済的苦境に陥ると、政府が助け出してくれた
情報時代  社会保障などの政府の”安全保障プログラム”を救うことを約束する政治家が増えている

といった単純な比較は非常に有効です

最初の年金の問題は、アメリカでは、401Kの実施によって
年金の運用が従業員自身の責任となっています 
会社、政府はは何の責任もないことになります
日本では、一部401Kが導入されていますが、年金の運用がまだ政府の責任となっており、
政策的に年金制度そのものが議論され、変更されていきます

2番目の年齢の価値については、多くの説明が必要でしょうが
変化のゆったりとした産業時代の熟練技術が、
ムーアの法則が支配し変化が早い産業時代では負の遺産となります
新技術の習得に、年齢は妨げとなるでしょうし、
過去の成功経験が、新しい変化を拒む要因になってしまいます
しっかりとした現状認識ができ、過去の成功体験と現在の違いを認識できる方だけが
変化に対応できます

3番目の終身雇用、年功序列とともに、日本での伝統のように言われますが、
実際は1950年代以降、日本の社会に組み入れられたものです
日本でも変化の兆しは見えますが、社会制度がその変化についてきていません

4番目の専門職の位置付けは、日本でも当てはまります

5番目、日本では豊潤な経済と社会制度によって社会保障プログラムの対象者が増えています
その将来は、政治家によって政策として語られ、さまざまな変更が加えられていきます

私としては、年をとっても価値を維持できるよう、
少しでも現在の世界の状況を広い視野で眺め、
柔軟に物事を考えていこうと思っています