IMD 世界競争力ランキングの基準・政府の効率


IMD 世界競争力ランキングの一般的な基準
に続いて、この中の政府の効率を見ておきます

なにか特別な基準でもあるのでしょうか?
どのような基準で、日本は
政府の効率(55位)とビジネスの効率(27位)の差が
マイナス23と、世界のワースト2、となっているのでしょうか?
(調査対象59の国・地域、ワースト1は、ブラジルです)

Government Efficiency:政府の効率
には、次の5つのカテゴリーがあり、
その下部に、細かいクライテリアが決めてあります

Public Finance:財政・パブリック・ファイナンス
Fiscal Policy:財政政策
Institutional Framework:制度的枠組み
Business Legislation:ビジネス法制
Social Framework:社会の枠組み


政府の効率
財政
2.1.01 政府予算の黒字・赤字(金額・億ドル)
2.1.02 政府予算の黒字・赤字(%・GDP比)
2.1.03 政府の一般債務合計(金額・億ドル)
2.1.04 政府の一般債務合計(%・GDP比)
2.1.05 政府の一般債務合計の実質成長率
2.1.06 中央政府の国内債務(%・GDP比)
2.1.07 中央政府の対外債務(%・GDP比)
2.1.08 利息の支払額(%・現在の税収比)
2.1.09 財務管理
2.1.10 脱税
2.1.11 年金基金
2.1.12 政府の一般支出(%・GDP比)

財政政策
2.2.01 総税収(%・GDP比)
2.2.02 個人所得税収入(%・GDP比)
2.2.03 法人税収入(%・GDP比)
2.2.04 間接税収入(%・GDP比)
2.2.05 資本及び固定資産税収入(%・GDP比)
2.2.06 社会保障負担率(%・GDP比)
2.2.07 効果的な個人所得税率(%)
2.2.08 利益に対する法人税率(%)
2.2.09 消費税率(%)
2.2.10 従業員の社会保障負担率 (%)
2.2.11 雇用者の社会保障負担率(%)
2.2.12 現実的な個人税
2.2.13 現実的な法人税

制度的枠組み
中央銀行
2.3.01 実質短期金利
2.3.02 資本コスト
2.3.03 金利スプレッド
2.3.04 国の信用格付け
2.3.05 中央銀行の政策
2.3.06 外貨準備高(億ドル)
2.3.07 為替レートの安定性
国家効率
2.3.08 法及び規制の枠組み
2.3.09 政府政策の適応性
2.3.10 政府の決定
2.3.11 透明性
2.3.12 官僚
2.3.13 賄賂と汚職

ビジネス法制
開放性
2.4.01 関税障壁
2.4.02 関税当局
2.4.03 保護主義
2.4.04 公共部門の契約
2.4.05 外国人投資家
2.4.06 資本市場
2.4.07 投資インセンティブ
競争と規制
2.4.08 政府外郭団体(%・GDP比)
2.4.09 外郭団体
2.4.10 国家が支配する企業
2.4.11 競争法
2.4.12 闇(パラレル)経済
2.4.13 ビジネスを行う容易さ
2.4.14 法人設立
2.4.15 ビジネス・スタートアップに要する日数
2.4.16 ビジネス・スタートアップの手順数
労働規制
2.4.17 労働規制
2.4.18 失業法制
2.4.19 移民法
2.4.20 冗長コスト(サラリー支払いの期間)
2.4.21 労働市場の柔軟性

社会の枠組み
2.5.01 正義
2.5.02 個人保護や私有財産権
2.5.03 社会の高齢化
2.5.04 政治的不安定のリスク
2.5.05 社会的結束
2.5.06 ジニ係数
2.5.07 所得分布ー下位10%
2.5.08 所得分布ー上位10%
2.5.09 機会均等
2.5.10 議会での女性比率(%)
2.5.11 女性比率(%)
2.5.12 性差別

以上の合計71のクライテリアです

これといって、特別な基準は見当たりません
(もちろん、いくつかは気になる基準がありますが)

この基準で、他の国に比べて
日本が55位になってしまうのか、と驚きです