Next Generation Strategies for the Base of the Pyramid(Stuart L. Hart)


昨日、2011年6月28日
早稲田大学アジア・サービス・ビジネス研究所主催の
スチュアート・ハート、Stuart L. Hart 来日記念シンポジウム
BOPビジネスの最先端
超巨大市場での成長と持続可能性の追求
に参加してきました

スチュアート・L・ハート、Stuart L. Hart さんは
現在コーネル大学ジョンソンスクール教授

1997年にハーバード・ビジネス・レヴューに発表した
Beyond Greening: Strategies for a Sustainable World
で、マッキンゼー賞を受賞
2002年 ミシガン大学 プラハラード、C. K. Prahalad 教授と共に
The Fortune at the Bottom of the Pyramid を発表
BOP ビジネスの概念を初めて提唱しています


(改訂・5周年版)

今回の基調講演は
Next generation Strategies for the Base of the Pyramid
2010年11月22日に発刊された同名の書籍をベースにするものです

BOPビジネスの現状を踏まえて
BOP 1.0 からBOP 2.0 を
Next generation BoP Strategy として提案

さらに、Clean Technology と Base of the Pyramid の
異質なものが収れん,重なりあう概念として
The Green Leap を提唱していました
中国経済の継続的な発展を考慮しての概念のようです

私自身これまでBOPビジネスを
グローバルなビジネス、経営戦略の当然の帰結
もしくは戦略の一部と捉えていましたので
BOP 2.0 まではすんなり理解できたのですが
The Green Leap となると
そこに至る論理が飛躍しているようにも
また政策的な配慮が入っているようにも感じました

その疑問を、大学院生の一人にぶつけてみると
見事にしっかり答えてくれました

スチュアート・ハート教授は、1997年の
Beyond Greening:Strategies for a Sustainable World に於いて
BOPビジネスの前提として
資本主義経済、自立完結の農耕経済、その他の経済を想定
継続可能な世界を実現するため
重要な要素として、Clean Technology を位置づけ

従って、BOP に於いてもClean Technology が
重畳的に重なりを持ってくる、との事
(言葉が正確かは、改めて確認します)

このBOPビジネスの前提部分の
持続可能な世界、というのも
BOPビジネスが若い研究者の興味を引いている
大きな理由の一つかもしれません