2011年 お世話になりました


振り返れば、”驚き”の年でした
やはり3.11
これはしっかりと大震災と原発事故を
明確に分けて考えておかなければいけないと思います

大震災での一番の驚きは
行政組織が崩壊し、初期の状態で機能しなかったことです
通常であれば行政組織が何らかの救済に当たれるのでしょうが
これほどの大災害では行政組織そのものが
破壊されてしまう事実を様々と見せてくれました

地震の揺れがあった時、私の住んでいる横浜の一部では
停電となって、回復したのは午後11時近くでした
そこで機能したのは、携帯でもSMS・ショートメッセージサービスでもなく
Twitter と Skype でした
Twitter のみが、その時起きている事を知る唯一の手段でした
そして必要にして十分な情報を手に入れる事が出来ました

強烈に印象に残っているのは
3月27日にTwitter のタイムラインに流れてきた
JKTS
被災地に医療スタッフとしていってきました
、でした
素直に書かれているからこそ
書かれている真実が圧倒的に迫ってきます
改めて、ありがとう、とお伝えしたい

救援活働を続ける自衛隊
仙台空港に降り立ったアメリカ空軍
いつも自然に向き合って海を知り尽くしている漁師や
海へ向かって避難していた松島湾の観光船の船長
記憶に残っています

それまでの地方の問題、高齢者医療の問題
それらがいっきに吹き出してきているのが現状です

原発事故、
こちらは、初め一体何が起こっているのかわかりませんでした
早い段階から後藤政志さんが原子力資料情報室(CNIC)を通じて
正確な情報を提供してくれました

フランスのIRSN 放射線防護原子力安全研究所
ドイツ気象庁
フランスのSIROCCO シロッコ・システムチーム
にも感謝したいと思います

想定外、という言葉が安易に使われるのが嫌いです
これについては友人が的確な論評をしてくれています
“想定外” は工学では最も重い罪

事故後の処理について驚いたのは
警察の放水車両が現れたこと
てっきり、よくアメリカのテレビ番組や映画で見るような
原子力事故処理の特殊部隊が現れるのかと期待していましたが
日本には全くそんな組織は存在しませんでした

リーダーの資質についても考えさせられました
会社の経営も行政組織の運営も
その基本とするところは同じではないかと考えています
リーダーとなるべき資質も同様でしょう

すでに関東地区も含めて広大な疫学的観察状態
に入っているのが現実です
その事実を受け止めながら
どのように主体的に判断していくか
個々人が問われていると考えています

そういえば、iPad 2 の発売も今年3月でした
iPad そのものが発表されたのは2010年1月、
それからわずか2年しか経っていません
この間に業界地図は塗変わってしまいました

さて、本当にお世話になりました
ありがとうございます
来る年が、皆さんにとってより良い年でありますように
心からお祈りいたします