いたるところで Apple に成りたい感が丸見えのCES


コンシューマー・エレクトロニクス・ショーがラスベガスで開催されているが、出展する企業は全てアップルになろうと試みており、なんとも滑稽な状況である。しかし、アップルが創設以来掲げてきたあるものが見当たらない。

スマートフォン、ラップトップ、そして、タブレットの市場でアップルと競合する企業は、解像度を上げることで、デバイスの厚みを薄くすることで、もしくは、プロセッサーを強化することで、iPhone、iPad、もしくは、マックブック・エアーのスペックに勝つことが出来れば、アップルからシェアを奪えると考えている。この戦略は出だしから誤っていると言わざるを得ない。なぜなら、消費者を魅了しているのはアップルのスペックではないのだ(強い印象を残しているかもしれないが)。

ビジョンが消費者を魅了しているのだ。アップルは今も昔も常にビジョンを持った企業である。アップルは、私が知るだけでも、デジタルミュージックプレイヤー、スマートフォン、ウルトラブック、タブレット、そして、アプリ等、5-10の主要なマーケットを開拓もしくは成熟させてきた(他にもアップルが大きく貢献したマーケットは存在するかもしれない)。これらのマーケットで、アップルは発明、そして、革新を実現しており、競合者はせいぜい真似するのが精いっぱいである。

ブログヘラルド・日本語版がロビン・バリッシュの記事として伝えています