日本人の人口が凄いことになってた


過去形なんですが、これまで日本人の人口を気にしていた者にとっては大変なことでした。 改めて2013年3月27日 厚生労働省の国立社会保障・人口問題研究所から将来の地域別人口推計が発表されていますので、しばらくは人口問題が話題に登るかもしれません。

日本の人口の減少

まず、日本の人口統計には、「日本の総人口」(外国籍で日本に居住する人を含む)と「日本人の人口」(日本の国籍を持つ人の人口)があります。 更に、5年毎の国勢調査に基づく「法定人口」と住民基本台帳に外国人登録者数を加えた「登録人口」があります。 この法定人口と登録人口には、事実上のギャップがあり、また国勢調査は5年毎にしか実施されませんので、「法定人口」に「登録人口」の増減を加味して、毎年「推計人口」が総務省統計局から公表されています。

参照:日本の人口の減少(2)総人口・日本人人口

これは、2005年の国勢調査後、毎年発表される推計人口中「日本人の人口」を加えていき, 2010年の国勢調査の結果を加えたものです。 外国籍の居住者も気になるものの、アメリカのように移民社会になっていない日本にとって、人口減少を考える際には、日本人の人口を見ておくのがより問題がはっきりするだろうな、と思い追っかけています。 2009年時点での推計人口から2010年の国政調査の結果、日本人の人口が55万人ほど増加していることになります。 普通に考えると、ありえないことです。

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現在は、2010年の国勢調査の結果に基づき2005年から2010年までの毎年発表されていた推計人口に「補完補正」した数値が使われています。

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一体、2005年から2010年の国政調査の間に何が起こっていたのか? 詳しい分析は統計学の専門家にお任せするしかありませんが、一般的な感覚からすると、どうしても数値的にはありえないことが起こっていたとしか考えられませんね。 良く冗談で「隣の国の人口統計はあてにならない。 一人っ子政策で、戸籍を持たない女子が人口統計から漏れている」などと話していましたが、さて、こちらの国の統計はどうなんでしょうか?

総務省統計局・人口推計 2011年10月1日
人口推計・2011年・結果の概要