日本への思い


「最後に勝つのは顧客価値」を学んでいたことだった。 競合企業よりも「優れた商品を安い価格」で提供すれば必ず勝てた。 「世界最強のマーケター 日本人」(1982年)

バブル経済が崩壊・・・「なぜ、日本はこうなったのか?」 成功を掴んだある種の傲慢さ、優れた起業家の後継CEOの独創性のなさ、意思決定の遅さ、雇用形態の硬直性、ウォール街的な短期利益の弊害などがあるだろう。

日本が再び活力のある社会になるには何が必要か。 革新性に富むビジネスモデルや新商品開発。 異業種との共創やクラウドソーシングの活用。 30秒のテレビ広告からソーシャル・メディアを使ったキャンペーンや情報投資への移行。 企業の戦略策定に関与する最高マーケティング責任者(CMO)の創設。 そして、ブランドに思想を持たせ、高貴な目的を持ったマーケティングへの取り組みだ。

(フィリップ・コトラー、私の履歴書、日本経済新聞)