Amazon で電子書籍を出版するーKindle ダイレクト・パブリッシング(4)


本の詳細情報の入力

ここでのポイントは、次の4つです。

1. 本のタイトルは、商品の「顔」として購入しようとしている人にわかりやすく、アピールするものにする。
2. 商品説明は、わかりやすく、PC版で表示された時にどのように見えるのか? 書き方なども考えて作成する。
3. カテゴリー、アマゾンで採用されているカテゴリーを調べて、現在のカテゴリーに含まれている書籍を調べた上で、しっかりと3つを決めましょう。
4. 検索キーワード、これも実際にアマゾン、キンドルで試しながら、もっとも読者にアピールできるものを7つ選択しましょう。

細かく見ていきます。

タイトル: 本のタイトルを入力、シリーズである場合はシリーズ名や巻数を記入する。
商品説明: 本の内容を読者に紹介、30~4,000文字。 マルチメディアのコンテンツはサポートされていない。
著者名等: 著者、編集者、イラストレーター、翻訳者などを入力。 少なくとも1名の名前を記入する。
言語: 表示言語を入力。
発売日: Kindle ストアーで販売、配布が開始された日が自動入力。 すでに出版されている本については、初版の発売日を記入。
出版社: オプションで出版者を記入。
ISBN: 電子版用のISBN (国際標準図書番号)を記入(オプション、なくても出版できます)。 書籍を日本国内で発行(印刷版)するなら、ISBN 出版者番号を日本図書コード管理センターに申請。 申請者は日本国内に発行所を置くもの、個人、団体を問わない。 出版者だけが申請できる。 登録料は10冊分 21,000円 プラス 書籍JAN コード登録料 最低10,500円。
出版権の確認: パブリックドメインの作品か、出版権のある作品か、の区別を入力
カテゴリー: カテゴリーの選択、2つまで。 読者の検索に役立つ。 正確なカテゴリーで、もっとも限定的なものを選択する。 選択したカテゴリーに重複がないようにする。
検索キーワード: 最大7つまでのキーワード。
商品の画像: 表紙のアップロードです。
デジタル著作権の管理: タイトル(本)ごとの設定。
本のファイルのアップデート: デジタイル著作権管理設定後に、本の参照ボタンが表示、ファイルをアップロードできる。 ファイルは500MB未満。

本をプレビューする

本の出版前のプレビューとして、ブラウザー上で簡単に内容をチェックできるシンプルプレビューと、ソフトをダウンロードし自分のPC上でチェックできる拡張プレビューツールが用意されています。

価格とロイヤリティ情報の入力

ロイヤリティのオプションは、35%か70%。 KDPセレクトにすることによって、日本でも70%のロイヤリティが受け取れます。 KDPセレクトの条件は、独占的にアマゾン Kindle ダイレクト・パブリッシングで販売すること、これによって高いロイヤリティと、いくつかのプロモーションが利用できます。 価格はUS$の入力金額に従って、各国の金額が決まります。

保存して出版、 ドラフトとして保存

保存して出版を選択すると、アマゾンのレヴューが始まり、販売の可否が決定されます。 本がオンラインで販売されるまでには、レヴュー終了後焼約48時間かかります。

Kindle 版と印刷版のリンク

アメリカの場合、アマゾンの子会社CreateSpace やその他の出版社を通じて簡単に印刷版も出版することができるようになっています。 日本でもアマゾン・プリント・オン・デマンドが提供されています(後ほど詳しく見ていきます)。 出版プロセスでは、著者名及び本のタイトルなどで印刷版と照合され、その照合に最長24時間かかります。

本の更新

KDPでは本の内容を圧縮してZIPファイルを作成しています。 ファイルをダウンロード、解凍してHTMLファイルを修正、そのご圧縮してアップロードします。 HTMLファイルの編集にはWord を使用することが推奨されています。 24時間から48時間以内に新しい内容に上書きされます。

更新に関して購入者への通知

本の更新は、購入者に簡単に連絡され、購入者は最新版を手に入れることができるのか?と思っていたら、ちょっと複雑な手続きになっています。
お問い合わせで更新をアマゾンへ連絡。 問題の詳細と修正の例を連絡。 アマゾンが判断して購入者へ連絡するか決定。 4週間以内。 簡単なヴァージョンアップは想定されていません。

次回は、本を販促(プロモーション)する、を見ていきます。