Amazon で電子書籍を出版するーKindle ダイレクト・パブリッシング(1)


すでに様々な方が試験的に、もしくは本格的にAmazon に電子書籍を出版しています。 今回、その方法、Amazon Kindle ダイレクト・パブリッシング(KDP) を見ておくことにします。  詳細なガイド・ヘルプ・コミュニティがAmazonに準備されていますので、これにそって見ておきます。

KDP1

特徴

無料で簡単、世界中で販売、今すぐ出版、70%のロイヤリティ、多言語対応、と謳われています。 全体を流れに従って見て行くことにします。

アカウントの設定

1.     KDPは米国法人(Amazon Services International, Inc.) が提供するサービスです。米国非居住者への支払いは、米国の税法に基づいて30%が源泉徴収されます。日本居住者の場合、米国内国歳入庁 (IRS) に適切な申請を行うことで日米租税条約の便益を受け、源泉徴収を免除できます。

最初にアカウントの設定が必要です。 重要事項として、このサービス、ダイレクト・パブリッシングが米国法人が提供するサービスであることが示されています。 従って、日本人、日本法人である場合はIRSに適切な申請を行い、この30%の源泉徴収を免除してもらうことが必要です。

次に重要事項の2つ目として、支払い方法が電子金振替(EFT)と米ドル建ての小切手の2つであること、日本に居住している場合は、銀行口座の登録し、EFTで自動的に支払いを受けることを勧めています。 本当に重要なのは、

一部の邦銀では、EFTで取引をする際に、リフティングチャージ(外為送金手数料)が発生し、お客様が負担を要する場合があります(KDPは米国法人で、支払いが「非居住者による取引(海外送金)」に分類されるため)。実際に手数料が発生するかどうかは、お客様の取引銀行とのご契約内容にもよるため、直接取引銀行へご相談されることをお勧めします。

三井住友銀行の場合、一般的に外貨で受け取る場合、被仕向送金手数料 1,500円、リフティングチャージ 送金額の二十分の一%(0.05%)(最低2,500円)がかかることになり、最低4,000円が手数料として消えてしまうことになります。 外貨送金され円で受け取る場合、被仕向送金手数料1,500円だけです。 が、しっかりと外貨、円への両替の際に銀行レートが適用されます。 実際にこのようになるのかは、まだ試してないのでわかりませんが。

登録は、アマゾンアカウントを持っていることを前提に行われます。

アカウント情報の登録

これもヘルプに従って情報を入力していけば難しいことはありません。 支払いを銀行口座で受けるのか、小切手で受け取るのか考えるくらいです。 銀行送金の場合は、最低送金金額が1,000円、小切手の場合は米ドルで$100となっています。

税に関する情報要件

ヘルプでは、随分と後のほう、売上の管理の部分に記載してありますが、登録の際に設定しておくと良いでしょう。 オンラインの申請が認められているようで、アメリカに在住してない個人・法人とであれば質問に従って回答していくことによって、IRSへの申請が自動的にできるようになっています。 随分と便利になっているもんです。 これによってアメリカでの30%の源泉徴収を受けることなく、ロイヤリティの受取が可能になります。 個人の場合、雑所得として必要経費を引いた金額が20万円を超えた場合は日本の税務署に対して確定申告が必要になります。

さて、登録はこのくらいにして、次にはどのように本を準備するかについて見ていきます。