iPhone 6, Apple Pay, Apple Watchの発表

2014年9月10日2時からのAppleの特別イベント、iPad miniで見ようとしたのですが、最初は中国語の同時通訳付き、でもしばらくするとストリーミングが途絶えてというのが何回か続き、その後日本語同時通訳になったのですが、相変わらずストリーミングが安定しなかったので寝てしまいました。 Apple でさえ、これだけアクセスが集中した際のクラウド技術はまだまだ改善の余地があるというのを実感しました。 改めて、午前中に発表の全容を見たのですが、こうやって時代は作られていくんだなぁ、という感覚を覚えました。

2007年6月iPhone が発売される際、「Appleに電話機なんか作れるわけがない」と言っていた人、ある意味正しかったかもしれません。 Appleは携帯電話以上のもの、恐ろしく性能が良い小型の「電話付き」コンピューターを豊富なソフトと音楽付きで作ってしまいました。

今回の発表は、はっきり3部に分かれており、iPhone 6、Apple Pay、Apple Watch となっています。

iPhone 6、iPhone 6 plus 

Apple Watch の発表と同時になされるべき、大きめのサイズのiPhone の発表です。 完全に4インチの画面が抜け落ちて、4.7インチと5.5インチのサイズでの発表です。 Apple Watch が発表されるので、この大きめのサイズでも良いか、となってしまいがちです。 A8 64ビットのCPU, 進化したビデオ性能、画面、カメラ、どこをとってもPCのグレードアップのように進化しています。

気になったのは、すでにMacなどで採用されている、Wifi 802.11ac に対応している点。 これは現在家庭で使用しているWifiルーター、802.11n対応のものをそろそろ801.11ac に対応している最新のものに買い換えるか、考えどころとなります。 また、VO WiFi, WiFI calling という技術、これはWifi にのみ接続している状態で電話をかけられると理解しましたが、これも既存の電話会社に大きな影響を与える技術かもしれません。

購入するか、買うか? 日本の場合、どのキャリアーをとっても音声電話定額と称して、実質基本料の値上げをやっていて、新規の受付や機種変更の際、すべてこの新しい料金体系に変更され実質的な値上げになってしまいます。 これまでは機種変更で新型のiPhone を手にしていたのですが、今回は買い取りで、基本料金の値上げを抑えるか、SIMフリーのものを購入して低額なSIM通信パッケージを試してみるか、いくつか考えてみなければなりません。 携帯電話で話すことがもう主な目的ではなくなってきていますので、選択肢が増えてきます。

追記:2014年9月13日 ソフトバンクの場合、従来8月31日に受付が終了するとされていた、ホワイトプラン(ソフトバンク同士の通話が1時から21時まで無料)やパケット定額(パケットし放題フラット for 4G LTE など)などの受付、変更終了を、11月30日まで延長しています(8月29日発表)。 これによって、従来のホワイトプラン、パケット定額を維持しながら、今回のiPhone 6 への機種変更を受けられるものと思われます。 これにすでに発表のあった「実質0円から iPhone 6 への機種変更キャンペーン」による現在の機種からの変更割引を組み合わせると、ずいぶんと既存の顧客を優遇してiPhone 6への乗り換えが可能なようになっています。)

Apple pay

クレジットカード会社に長く務めていましたので、こちらも気になります。 アメリカでAmerican Express, VISA, Master と手を組んで10月にはスタートします。 NFCの技術を利用しますが、日本仕様とは違うようです。 顧客サイドからのクレジットカード決済方法という点が、スマートフォンを使ってカード決済を受け付けるという、お店側のPaypal here, スクエアー、コイニーとは違います。 とは言ってもNFCであれば送信も受信もできそうですので、Apple Payがお店側の受付体制にどのように影響をあたえるのか? また、ビジネスチャンスが広がりそうな予感がします。

Apple Watch

さて、これ時計なんでしょうか? 世界中の人が慣れ親しんだiPhoneと連携した超小型のコンピューターと考えるのが自然でしょう。 もちろん台数の多いアンドロイドとの競争はこれからも続きますが、ターゲットとしている層が現在違っていますので、iPhoneを使い慣れた人がどれだけこの超小型コンピューターに興味をもつか? 老眼が進んで細かい文字を見るのがうっとおしくなっている自分がなんとも残念です。 若い開発者は、またワクワクしているのではないでしょうか?