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2005年09月13日
続・紺碧の湖 8月28日・菅沼
何故かこの湖に向かうと空が泣き始める。
関越に乗り東松山を越えた辺りからワイパーがせわしなく動き出した。
「なんかヤバイんちゃう?」Sと同時に口が開いた。
今回の釣行は3人、いつものパートナーS氏に加えスペシャルゲストのI氏。
I氏は銀座での個展の為、京都から上京中。
「休館日に併せてチョイト竿を出しに行きまへんか?」と誘ったところ
すぐにバイトしてきた(笑)
雨はひどくなる一方。 宿泊先は馴染みになった?「丸沼ドライブイン」の軒先。
到着するやいなや酒盛りが始まる。 I氏の体験談が面白過ぎ、小生やや泥酔気味。
3人とも寝袋に収まったのは就寝予定時間を大幅に超えていた。

【丸沼ドライブインの朝 「いつも勝手に軒先拝借してゴメンなさい!】
翌朝5時、セットしておいたアラームの前に目が覚める。 雨はあがっていた。
菅沼の受付開始までたっぷり時間があるのでゆっくりとコーヒーを沸かし
ハムトーストを焼く。 今回は準備に慌て、バターもマスタードも忘れてしまったが
レタスとハムにマヨネーズ、これだけで普段の朝食より何倍も美味い。
ここで支度を済ませ車でさらに標高1700mの山上を目指す。
I氏に案内すべく大尻沼、丸沼を通り過ぎるが、霧で湖面が見渡せない。
菅沼に差し掛かった時、一瞬霧が晴れ湖面が顔を覗かせた。
「あっライズ!!」心臓に良くない言葉だ。

【ゲストI氏と小生 山上湖の緑は美しい】
受付を済ませ、2対1に分かれボートに。 ここは大きな流れ込みの無い山上湖、
濁りは殆どと言って良いほど気にならない。逆に連日の降雨で水位は回復していた。
始めは船着場から程近い小さな流れ込みが作ったシャローエリア。
この湖は雪解け水と湧水が水源。 その雪解け水が作った流れ込みに広がる
シャロー、前回はここで爆発した。
先頭打者は菅沼フリークのS氏。 気が付けばラインの延長線で水しぶきが上がっている。
午前中、同乗したI氏もすぐさまヒット。 岸際のウイードに隠れていた魚がドライに飛び出す。
2名はたて続けに3尾を掛けるが自分のフライには何故か反応が無い。

【S氏の掛けたニジ 世代交代のネイティヴ】
「ゲストに気持ちよく釣ってもらうのがホストの役目だ~!」と言い訳。
その後、ウー様にフライを壊され意気消沈。。。
午前中、魚の感触を感じることなく昼食タイムのため上陸。
冷たい地下水で作った素麺が、胃袋に染み渡る。不純物の多い地下水だが味は最高。
第2ラウンドは独りでボートに。 午後からは湖中央部の通称「くびれポイント」
湖が途中でひょうたん型にくびれている場所。 魚の通り道になっていて魚影は濃い。
岸際から30mの所にアンカーを落とし、岸から5mの辺り水深3mくらいの
駆け上がりを攻める。 ロッドは6#、8#いずれもフローティングラインを巻いてある。
忘れかけていた ぎこちないダブルフォールでフルラインを何とか引き出す。
12~14#のドライを浮かべるがウー様の猛攻で敢え無くフライがボロボロ。
ライズも無い。。。 一か八か4#フックの巨大な「チェルノブイリ・アント」を
ティペットに付け替える。 発砲フォームで出来たフライの何と飛ばしにくい事よ。
何度かループの大きなフォルスキャストを繰り返しシュート。 フライが湖面に
落ちた瞬間だった。 湖底から物凄い勢いで銀色の塊が浮上。 まるで潜水艦から
発射された対空ミサイルのようであった。
水面が盛り上がりフライが消えた。 「デカイ!!」50は優に越えていた。
一度だけジャンプ。 利根川のレンギョのような威勢のいいジャンプ?(変な例え)
慌ててラインを巻き取りリールで勝負。8#ロッドが信じられない曲がり方をしている。
奴は心得ていた。 こちらに向かってくる。 船底をくぐり反対側へ。
「アンカーロープに巻かれたらおしまいだ」 奴の進行方向をコントロールするのが
精一杯。 3分?5分?がとてつもなく長い時間に感じられた。
奴は諦めた様子でゆっくりと浮上してきた。 ネットに収め、専用のメジャー付き生簀に仕舞うが
尾が曲がって入りきらない。50センチ強。 久々にいいファイトを楽しめた。
その後、同じポイントでグッドサイズが「チェルノブイリ君」に何度も飛び出してくれた。
17時の納竿までに大小12尾。 良いサイズの魚だけ生簀に活かしておいたが
肝心の本日一番サイズが最後の力を振り絞って生簀から飛び出し湖底に消えていった。(残念!)

【50オーバーは生簀から逃げ出し画像がありません 悪しからず】
菅沼を後にし、温泉に行くつもりが、I氏に片品を案内する事になり、小雨混じりのイブニングを
ちょいと戸倉へ。 独り入川していたエッサマンも暗くなりかけ納竿、貸し切り状態となる。
自分はゴム底ウェーダーのため、堰堤上の安全なプールに入る。
薄暗くなったプールに目をやると数ヶ所でしきりにライズを繰り返す魚を発見。
下流側だとすぐにドラグが掛かり見切られてしまう。
ライズの少し上手に回りこみ5mまで近づく。
16#のホワイトパラシュートを着けた一投目、「出た!!」岩の陰からフライを追い食い。
いいサイズ。 ヤマメである。
居付いている場所からして前回取り逃がした尺前後のグッドサイズの彼女。
フッキングが甘かった。。。 口の皮一枚。 またしても。
詰めが甘いのか、押しが足りないのか、ナイスボディーの彼女を抱き上げる事も無く
辺りはドップリと暮れていった。

M.Matsuoka
投稿者 Matsuoka : 2005年09月13日 19:34
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コメント
松岡さん: 何時もいつも、素晴らしい釣行記、興奮しながら読ませてもらいました。 同行のI氏もきっと素晴らしい菅沼を楽しまれたことでしょう。 宜しくお伝え下さい。 次回も楽しみにしています。
所用で、バリ島に来ていまして、バリからコメント入れております。
投稿者 Ichiro Tokunaga : 2005年09月14日 12:38