グローバル・マーケティング研究会に参加する

2010年1月26日、明治大学経営学部、大石芳裕教授が主催される
グローバル・マーケティング研究会に参加させていただきました

この研究会は、1999年5月に日本商業学会のワークショップから発足
研究者と実務家、学会と実務界の相互浸透を図り、
グローバル・マーケティングの主要課題について
理論面からのアプローチと実務面からのアプローチを
同時進行させていこうというものです

国際マーケティング

今回は、”Panasonic グローバル・エクセレンスへの道” として
パナソニック顧問の佐藤嘉信さんの報告でした
私にとって、2つの点が興味深く印象に残りました

松下幸之助

このようなプレゼンには珍しいのですが
プレゼンは松下幸之助の写真から始まりました

1918年に事業を開始した後、
松下幸之助は1951年、数カ月渡りアメリカに滞在
13通の手紙を日本の社員に送ったとのこと
1894年生まれの松下幸之助、57歳での渡米です
戦後6年、このとき$1は360円
アメリカの平均月収は、日本の10倍だったとのこと
その時のアメリカの家庭の印象は強烈だったことでしょう
(現在の中国の姿と、その時の日本がダブって見えました)

1952年にブラウン管の製造技術を持つフィリップ社と技術提携
家電開発を進めると共に、アメリカへの進出を開始します

破壊と創造

1980年代から現在までの日本市場での商品構成の変化、
主要商品の価格のダウン、
デジタル化による商品が世帯普及率10%を超えるスピードの短縮化
などの事業環境の変化によって
2000年から、松下幸之助の残した経営理念のみを残し
タブーをなくし破壊し、創造するという作業を行います

変わらぬ経営理念をもとに、経営者、経営陣、社員が
ひとつの方向性を保てるのは非常な強みです

この破壊と創造によって
組織構造
商品
生産方式
収益構造
事業構造
など多彩な分野での改革が実行されています

以上の2点の他、ブランド管理、人材教育、ダイバーシティ
世界でのターゲット選定、中国での販売政策など
多くの興味ある報告、質問、議論がなされ
なかなか充実した時間を過ごすことができました

また、研究会の後、懇談会が行われましたが
そこでも、様々な活動を行っている人と言葉を交わすことができ
非常に刺激を受けました

追記

2009年12月に行われたグローバル・マーケティング研究会については
グローバル・マネージメント研究所の福住俊男さんが書かれています

グローバル・マーケティング研究会に出ました

追記2:2010年2月21日

次回の研究会・例会が2月26日に予定されています
私も、参加の予定です