MUJIの海外市場向け商品対応・グマ研


2012年2月20日グローバル・マーケティング研究会
(明治大学経営学部大石芳裕教授主催)に参加してきました
今回第51回、(株)良品計画海外商品担当増田明子さんの
MUJI の海外市場向け商品対応
ークリスマス・ギフト商材の開発事例ー
と題しての報告でした

はじめにMUJIの海外展開を概観
海外商品対応の全体について展開
さらにクリスマス・ギフト商材開発事例を
詳細に多くの写真を使い、
プロモーションも含めての報告でした

今回、商品開発の現場からの詳しい発表
様々なご苦労が直接感じられる良い報告でした

個人的には、「MUJIらしさ」を規定する
ブランド・ステートメント(規定書)に
哲学的なことが書いてある、というのが印象的でした

本来ブランドを維持するためには
明確にブランドコンセプトを規定し
それを実現する手順がしっかりしているべきで
どのように自らのブランドを確立し、維持していくか
この How の部分が全ての人に判りやすく
経営者からスタッフまで同じ事をしゃべるくらいになっていないと
実現は難しいかと思います
何とも、哲学的、というのは、ある意味日本的だなと感じてしまいました

同じ事を資生堂の「資生堂Way」の
どのように実現するか? のHow の部分においても感じています

MUJI 南アジアから中東にかけての展開拠点を
シンガポールに置くというので最近話題になていました
戦略全体についての理解には増田さんが紹介されていた
「無印良品 世界戦略と経営改革」(2012年2月10日発売)
が役に立ちそうです
会社の経営陣が全面的に協力して完成した本とのこと
また社員全員に配布されたとのことです

次回のグローバル・マーケティング研究会は
2012年3月13日 Bob O’Brien さんの
CREST, Consumer Reports on Eating Share Trend
という消費者パネル、の報告です

MUJI 良品計画 次回グマ研


次回のグローバル・マーケティング研究会 #gumaken
2012年2月20日と決まりました
会場は何時もどおり明治大学リバティタワー
今回は株式会社良品計画 生活雑貨部
海外商品担当の増田明子さんの報告です
前回、勘違いで出席出来なかったので
今回は万端を期して参加の予定です

グローバル・マーケティングの主要課題・グマ研

一昨日、2011年12月13日
第49回グローバル・マーケティング研究会
(明治大学経営学部大石芳裕教授主催)
に参加してきました

今回は、これまでの集大成とも言える
大石芳裕教授自らによる
グローバル・マーケティングの主要課題
と題する報告でした

まず、技術力、知覚品質についての考察のあと
グローバル・マーケティングの主要課題の理解の前提として
グローバルの捉え方をボーダーフル・ワールドと説明
さらにグローバル・マーケティングの特徴を概観された後
大石教授独自のアプローチ方法を主観的アプローチとして展開

次に、環境(市場)分析を文化の問題にも踏み込んで分析のあと
グローバル・マーケティングの現在の主要課題として
標準化・適合化をどのように捉えていくか
について動態的に理解することを提唱
そして、標準化・適合化の複合化方策を詳細に展開
最後に、現在の事例を概観されていました

現在世界でおきている非常に早い変化を
世界の様々な事例に精通された上での
グローバル・マーケティングの理論化
非常に聴き応えのある内容でした

変な言い方になるかもしれませんが
今回の大石教授のご報告
少しの違和感もなく没頭して聞くことが出来ました

イノベーション Innovation

イノベーションを(技術)革新と訳したところから
日本での過ちが始まっている(大石)
全く同感です

英語のイノベーションがどういうふうに使われているか?
私が前勤務先、アメックスで実感として感じていたのは
あなたはイノベーティブでない、
もっとイノベーティブになりなさい、と言われると
変化してない、変化に対応していない
と言ったくらいの軽い意味のことが多かった

人事評価にゴール・レーティングと
リーダーシップ・レーティングが有り
これは人事評価の対象となる階層によって
その比率が変化してくるのですが
数あるリーダーシップ・レーティングの評価項目の一つに
イノベーティブか? be innovative
という評価項目があります
これは、柔軟に変化に対応していくことが出来るか?
と言った文脈で考えられています

現在、明治大学学長の納谷廣美教授の最終講義の中で
3つの自由として
第一は恩師の学説からの自由であることであり
第二は支配的な学説から自由であることであり
第三は昨日の自己の学説から自由であることである。
これは法律学として更に深い意味がありますが
イノベーションと同じ文脈、同じ意味だと私は考えています

ソーシャル・メディア

今、マーケティングそのものが
ソーシャル・メディア(Facebook, Twitter など)
によって大きく変化しています

最初は、現実社会の上にしか
ソーシャルメディアは成立しない、
ソーシャル・メディアは現実社会の反映でしか無い
と考えていたのですが
どうも、最近のソーシャル・メディアを実感していると
ソーシャル・メディアそのものが
アラブ諸国を例に出すまでもなく
社会を変えていくパワーを持っている
と私自身思い始めています

まずは、企業がソーシャル・メディアを取り込んでいくことから
ソーシャル・エンタープライズ、Social Enterprise が
世界で、そして日本でも起こり始めています

企業そのものが、ソーシャルメディアで提唱されている
コミュニケーションのあり方を企業内にとり込み
さらに企業の外側のソーシャルメディアと
連携・共同しようとしています

とすると、数年先になるでしょうが
グローバル・マーケティングにも
きっとソーシャル・メディアの影響が出てくるようになるでしょう
今、どんな形で影響が出てくるか
全く予測は尽きませんが
なんとなく気になり始めています

次回のグマ研は 2012年1月19日
伊藤ひなたさんの
日中間のM&A を成功させる方法
と題しての報告です

TDK のビジネス・テクノロジー、グマ研

2011年11月17日、明治大学経営学部大石芳裕教授が主宰される
グローバル・マーケティング研究会に参加してきました

今回の報告はTDK(株) 経営システムグループ
ジェネラル・マネージャー 多米通浩さんによる
地球市場に挑むGRM、Grobal Real-time Management
と題しての報告でした

現在進行中のダイナミックなプロジェクトを
その責任者でなければ語れないであろう
非常に平易な言葉で説明して頂きました

SCM・Supply Chain Management を基礎に
全世界で単一の品番を使えるようにし
さらに、全社的な ERP・Enterprise Resource Planning
を最終目的とするプロジェクトです

特に今回印象に残ったのは
電子部品に依然としてムーアの法則が
効果を持っていると、
その分野の方から改めて聞くことができたこと

この法則が生きている限り
電子機器の発達に従って
ネット上の情報通信量が更に大きくなっていくだろうな
と改めて思いました

また、このプロジェクトの背景として
2010年あたりから電子部品の
供給スピードがさらに加速しているとの話

スマートフォンやタブレット分野を開拓した
Apple が技術の最先端を走っており
電子部品の調達・供給スピードも
リード・コントロールしているようです
Apple で使われている部品は
単一供給者から調達されている部品が多い
というのも耳新しい情報でした

次回グローバル・マーケティング研究会は
12月13日 大石教授による報告となります