ソフトバンクのiPhone 5S を活用する

どなたにもお勧めできる方法ではありませんが、手元にあるソフトバンクのiPhone 5S を格安SIMを使って活用してみようと、試してみました。 結果、しっかりとNTTの3Gネットワークを掴み、データ通信は問題ありませんし、通話の発信もできます。 が、4G LTE のネットワークが使えず、また電話の着信ができません(携帯電話にかけても、「電波の届かないところにいるか、電源が入っていない」とのメッセージが流れ、NTTではSMSで、着信があった旨を知らせてくれます)。

最初に、ソフトバンクでSIMロックが掛かったものを解除する方法を探したのですが、情報が混沌としていて、ある意味途方に暮れました。 よく探してみると2つの方法があるようです。

ファクトリー・アンロック

一定のiPhoneの情報を送ることによって、iPhoneのSIMロックを解除してくれるサービスのようです。 が、料金が30,000円以上しますし、またSIMロックが解除されるかどうか、しっかりとした保証がないようです。

SIMロック解除アダプター

いわゆる「SIMに下駄を履かせる」といったやり方で、多くの商品がAmazonに出品されています。 偽物、不良品も多いようで、結果もマチマチ、どうも実用的でないと思っていたのですが、そんな中で岡山のventure resource が販売しているものが価格は高め、2,760円なんですが、しっかりとマニュアルもついていますし、動作保証、返金保証、有料サポートなどあり信頼できるようでした。

実際の作業もほぼマニュアル通りで大丈夫でした。 一点、事前の準備として、一度iPhoneを初期化しておくこと、またiCloud、iTunes への登録をサインアウトしておくことをやっておけば、ほぼ問題なく、しっかりとドコモの電波をつかむことができました(ソフトバンクiPhone5S iOS8.1.2 でした)。

5S Picture 006

IIJ mioフォンの音声通話付きの格安SIMを利用したのですが、大丈夫でした。 限界として、4G LTEは利用できません。 このためか、電話も発信は問題なくできるのですが、着信ができず、NTTからSMSで着信があった旨メールが送られてきます。

IIJ mio フォンの格安SIMを使う利点として、4G LTEを利用してのiPad mini へのデザリングの重きをおいていますので、最終結論として、手元のソフトバンクiPhone5sをデーター通信端末としてこれからも活用すると言う結論には至りませんでした。 手放すかなぁ。

 


ソフトバンクを止めて、格安SIMを使ってみる

これまでiPhoneの日本での発売からずっとソフトバンクを使っていましたが、今回これから利用が増えるであろう格安SIM、IIJ mioフォンを利用してみることにしました。

iPhone 5s に切り替えたのが遅いタイミングでしたので、iPhone 6 への変更は、見送ることにしてました。 が、ちょうど2年縛りの契約が2014年11月末で満期になるのを、ソフトバンクからのSMSを使ったメールで知ることになり、契約変更可能な12月中にどうするのかを決めなくてはなりませんでした。

無料通話アプリの普及

もともと携帯電話での通話は多くなく、仕事上も打ち合わせなどにはスカイプなどを利用しています。 スカイプは、その登録に若干の手間がかかりますが、無料通話の老舗として、通話の品質、「スカイプアウト」と呼ばれる一般電話への安価な発信機能など充実しています。 これに加えて、最近ではLine でも通話ができますし、またFacebookメッセンジャーも通話機能をつけています。 ネットに繋がっていれば、無料で通話できる時代になっています。

SIMロックフリー(SIM unlooked)

すでにApple からSIMロックのかかっていないiPhoneの発売がされているように、携帯電話会社に縛られないスマートフォンが手に入りやすくなってきています。

格安SIM

SIMロックフリーの流れに伴って、仮想移動体通信事業者(MVNO)によってデータ通信用の格安SIMが販売されるようになってきています。 この格安SIMには、データ通信のみ、データ通信プラスSMS、データ通信プラス音声通話の三種類があります。 携帯電話網を、この仮想移動体通信事業者に卸しているのは、現在NTTとKDDI(AU)のみで、ソフトバンクは、別の戦略を採るようです。

通話無制限による実質携帯電話基本料の値上げ

NTTが火を付けて、ソフトバンク、AUが追随しましたが、ここに来てソフトバンクは従来のホワイトプランの受付終了を実質延期するように方針を変更しています。 火付け役のNTTは、これまで携帯の通話が多かった人が、この通話無制限の料金プランに飛びつき、自社の利益を大きく圧迫する結果を招いています。 加えて格安SIM業者に、自社の携帯電話網を卸していることも利益圧迫要因の一つとなっています。

以上のような動きの中で、2年縛りが解けた状況で、今後どうするか?

Apple iOSかアンドロイドか?

アンドロイドのシェアが世界的に大きく伸びています。 特に新興国での格安の携帯電話の販売の増加によってその傾向は顕著です。 とはいえ、最新の動きはやはりApple のiOS から起こってきます。 ここのところは外したくありません。 またセキュリテーの点から考えても、アンドロイドのソフトでは、新しい事を試してみるのはリスクが大きすぎるように思えます。 これに対して、スマートフォンを持つ用途が、ネットで、Line 、facebook、Twitter, Gmailなど安心して使えるソフトを使うだけであれば、アンドロイドも選択肢になります。

携帯電話会社か格安SIMか?

結構高額なスマートフォンを手軽な分割払い、もしくは携帯電話会社の負担で使おうとすれば、携帯電話会社の利用を継続するメリットは、まだあります。 しかし契約の縛りがある2年間で格安SIMと携帯電話会社の料金には、およそ110,000円ほどの差があります。 この差を合理的にうまく使おうとすると、格安SIMが選択の対象になります。

色んなサービス会社が、格安SIMに一気に参入してきていますが、月額が安いだけで、そのアンドロイド携帯に特色もなく、大手の携帯電話会社と同じように2年縛りで携帯電話とのセット販売をするビジネスモデルを採用しているのは感心しません。 ここは格安SIMだけを手に入れて、スマートフォンを自由に選びたいところです。 また格安SIMの場合追加料金(ソフトバンクでは月額500円)無しに、デザリングができるのが一般的で、これができるとWIFI専用のiPad mini などの利用範囲が格段に広がることになります。

インターネットの黎明期から事業を行い、NTT回線を利用しているIIJが格安SIMの販売会社としては、適当ではないでしょうか? ブログで最新の情報も発信していますし、通信品質の評価も安定しているように思えます。

どのように格安SIM用のスマートフォンを手に入れるか?

Apple ストアー

SIMロックフリーのiPhoneをApple ストアーから購入するのが第一の選択肢です。 円安で価格は改定されていますが、iPhone 6が75,800円から購入できるはずです。 しかし、今日現在Apple ストアーでは、シムロックフリーの商品の注文ができなくなっており、さまざまな憶測を呼んでいます。

NTT docomo用のiPhone

これは格安SIMにNTT回線を使用している、IIJやOCNなどを利用する場合に、すでにNTT ドコモ用に販売されているiPhone(SIMロックがかかっています)を使うことができます。

Amazonで探してみると、2世代前のiPhone 5Cが、35,000円から49,900程度で販売されています(タイミングにより価格が変動しています)。 NTTドコモの販売店から30,000円程度で購入されたものが新品として流れてきているようです(すでにソフトバンクではiPhone5Cの販売は終了しています)。 iPhone 5Sが57,000円、iPhone 6が76,000円程度から手に入れることができます。

今回は、ちょっと試してみるというのもあって、Amazonで、iPhone 5C、32GB(新品)を33,800円 で手に入れました。 これにIIJ mio の音声電話付き、2GBの格安SIMを利用してみます。  これとは別に、これまで利用していたソフトバンクのiPhone 5Sが手元にあるのですが、これについてはドコモでも使えるようにいろいろと試みてみようと思っています。 成功すれば、改めて報告します。

Amazon での NTT docomo 用 iPhone5c

アンドロイド

今回は購入の対象としませんでしたが、いくつか面白い商品が目につきました。 アンドロイドは、できるだけ最新のOSであること(アンドロイド4.4から現在5.0)や、日本の進んだ4G LTEの電波網を利用できることがチェックポイントになるかと思います。

covia SIMフリースマートフォン FLEAZ F4s 価格9,699円

アンドロイドはV4.4  2つのSIMソケットを持っており、それぞれが3Gに対応しています。 これまでのガラケーのSIMを差し込み、もう一つのSIMソケットに格安SIMを差し込めば、お手軽にネットでのLINEやfacebook、ネット検索を始めることができます。 価格も手頃ですし、はじめてのスマートフォンに適しています。 4G LTEに対応していませんが、3G のデータ通信でも十分でしょう。 また、記憶容量が4GBと少ないので、あまり写真やアプリを貯めこむことはできません。

freetel フリーテル SIMフリースマートフォン LTEXM FT142D LTEXM BK 価格27,727円

IIJ mio の格安SIMとのまとめ買いで7,000円が割引され、20,727円で購入できます(2014年12月末まで)。 アンドロイドはV4.4  しっかりと日本の3G, 4G LTEを掴んでくれますし、海外、特にアジアで利用されている2Gにも対応していますので、海外でSIMを購入し差し込めばそのまま使えます。 記憶容量も16GBあります。 こちらも日本での高速4G LTEを使ってみたい人に最適かと思います。

Amazon まとめて割引 フリーテル・SIM フリースマートフォン


iPhone 6 をどう買うか?

すっかり国際化し、また一般化してきたお祭り騒ぎを横目に見ながら、iPhone 6 にこのタイミングでは機種変更しないことに決めました。 iPhone 6 Plus も同様です。 最近の状況がずいぶんと変わってきています。

1. 通話無制限の基本料実質値上げ

ドコモが仕掛けて、他社がこれも横並びで追随しています。 ソフトバンクは古いホワイトプランの提供を8月末で打ち切る予定だったのを、iPhone 6 の発売に合わせて、11月末まで延長しています。  (追記: 2014年12月11日 ソフトバンクは、ホワイトプランの新規受付・プラン変更を期間を定めずに受け付けることにしています。)

ソフトバンクのこれまでのプラン(11月末まで加入・変更可能)

基本使用料 ホワイトプラン(ソフトバンク同士通話無料) 934円
オプション Si ベーシック 300円 1,234円
ユニバーサル・サービス料 3円 1,237円
データ通信料 パケットし放題フラット 4G LTE 5,200円 6,437円

このホワイトプランに対して

新料金プラン

基本使用料 通話無制限 2年契約 2,700円
縛りなし 4,500円
2,700円
オプション Si ベーシック 300円 3,000円
データ定額パック 2G
5G
10G
3,500円
5,000円
8,000円
6,500円
8,000円
11,000円

2. SIMフリー(Unlocked)

昨年からの流れとして、携帯端末が通信会社に縛られないSIM フリー(Unlocked)が一般的になってきており、Apple から今回はSIMフリーのiPhone 6 が販売されています。 その価格はiPhone 6 16G 67,800円、64G 79,800円、128G 89,800円となっています。

3. 格安SIMの広がり

SIMフリー(Unlocked)携帯端末に合わせて、格安SIMの提供が始まっています。 仮想移動体通信事業者(MVNO)が、ドコモやAUの携帯設備を利用し提供する通信用のSIMです。 この辺りの解説は、Amazonが「SIMカードの選び方ガイド」として丁寧に記載しています。

データ通信のみ

データ通信のみであれば、2G、毎月1,500円程度(通信速度下り150Mbps, 上り50Mbpsを前提)ですみ、多くのSIM が提供されています(10月から900円・IIJmioというのも提供されています)。 私自身外出先や旅行先で利用するぐらいで、毎月の利用はほとんど1G欠けるくらいですので、2Gあれば十分と考えています。 家庭内ではWifiにつないで利用してます。 このデータ通信専用のSIMの場合、携帯電話の待受はできませんので、どうしても携帯電話との2台持ちが前提となります。

音声通話、SMS、データ通信

また現在使っている携帯電話番号を移して、音声通話、SMSとデータ通信が可能なものは基本的に2種類あります。

日本通信 bモバイル
スマホ電話SIMフリーData
データ無制限 1,560円 イオン系列携帯販売・ヨドバシ
評価ばらつき
通話 30秒20円
IIJ IIJmio SIM
音声通話パック みおふぉん
2G
4G
7G(SIM3枚)
1,600円
2,220円
3,260円
Big カメラ
評価安定
通話 30秒20円
10月に値下げ1Gを2Gへ

携帯電話での通話に重きをおかなければ、携帯会社の月額利用料金と大きな開きがあります。 単純にソフトバンクの新料金6,500円と2年間で比べてみると、117,600円の差が有ります。

今後どうするか

2年縛りが解ける適切なタイミングで、IIJへ電話番号を移し、格安SIMを利用するのも選択肢となります。 その際にどのようにスマートフォンを手に入れるか? 選択肢はずいぶんと増えてきます。

1. SIMフリーのiPhone(iPhone 6である可能性もあります)をAppleから購入する。
2. Bigカメラなどでセット販売されている携帯を購入する。
3. 40,000円程度のSIMフリー・アンドロイド携帯を購入(Amazonなど)。
4. 海外のSIMフリー(Unlocked)の携帯で、日本の4G、LTEに対応しているものを探す(eBayなど)。

ある意味、楽しみが増えてきました。 今後Appleは、Apple WatchとiPhoneを連携したものとして取り扱ってきますので、Apple watch にあまり意味を見出さなければ、使いやすいiPadでAppleの最新技術を楽しむことにして、スマホはアンドロイドでも良いかな?と考え始めています。

 


iPhone 6, Apple Pay, Apple Watchの発表

2014年9月10日2時からのAppleの特別イベント、iPad miniで見ようとしたのですが、最初は中国語の同時通訳付き、でもしばらくするとストリーミングが途絶えてというのが何回か続き、その後日本語同時通訳になったのですが、相変わらずストリーミングが安定しなかったので寝てしまいました。 Apple でさえ、これだけアクセスが集中した際のクラウド技術はまだまだ改善の余地があるというのを実感しました。 改めて、午前中に発表の全容を見たのですが、こうやって時代は作られていくんだなぁ、という感覚を覚えました。

2007年6月iPhone が発売される際、「Appleに電話機なんか作れるわけがない」と言っていた人、ある意味正しかったかもしれません。 Appleは携帯電話以上のもの、恐ろしく性能が良い小型の「電話付き」コンピューターを豊富なソフトと音楽付きで作ってしまいました。

今回の発表は、はっきり3部に分かれており、iPhone 6、Apple Pay、Apple Watch となっています。

iPhone 6、iPhone 6 plus 

Apple Watch の発表と同時になされるべき、大きめのサイズのiPhone の発表です。 完全に4インチの画面が抜け落ちて、4.7インチと5.5インチのサイズでの発表です。 Apple Watch が発表されるので、この大きめのサイズでも良いか、となってしまいがちです。 A8 64ビットのCPU, 進化したビデオ性能、画面、カメラ、どこをとってもPCのグレードアップのように進化しています。

気になったのは、すでにMacなどで採用されている、Wifi 802.11ac に対応している点。 これは現在家庭で使用しているWifiルーター、802.11n対応のものをそろそろ801.11ac に対応している最新のものに買い換えるか、考えどころとなります。 また、VO WiFi, WiFI calling という技術、これはWifi にのみ接続している状態で電話をかけられると理解しましたが、これも既存の電話会社に大きな影響を与える技術かもしれません。

購入するか、買うか? 日本の場合、どのキャリアーをとっても音声電話定額と称して、実質基本料の値上げをやっていて、新規の受付や機種変更の際、すべてこの新しい料金体系に変更され実質的な値上げになってしまいます。 これまでは機種変更で新型のiPhone を手にしていたのですが、今回は買い取りで、基本料金の値上げを抑えるか、SIMフリーのものを購入して低額なSIM通信パッケージを試してみるか、いくつか考えてみなければなりません。 携帯電話で話すことがもう主な目的ではなくなってきていますので、選択肢が増えてきます。

追記:2014年9月13日 ソフトバンクの場合、従来8月31日に受付が終了するとされていた、ホワイトプラン(ソフトバンク同士の通話が1時から21時まで無料)やパケット定額(パケットし放題フラット for 4G LTE など)などの受付、変更終了を、11月30日まで延長しています(8月29日発表)。 これによって、従来のホワイトプラン、パケット定額を維持しながら、今回のiPhone 6 への機種変更を受けられるものと思われます。 これにすでに発表のあった「実質0円から iPhone 6 への機種変更キャンペーン」による現在の機種からの変更割引を組み合わせると、ずいぶんと既存の顧客を優遇してiPhone 6への乗り換えが可能なようになっています。)

Apple pay

クレジットカード会社に長く務めていましたので、こちらも気になります。 アメリカでAmerican Express, VISA, Master と手を組んで10月にはスタートします。 NFCの技術を利用しますが、日本仕様とは違うようです。 顧客サイドからのクレジットカード決済方法という点が、スマートフォンを使ってカード決済を受け付けるという、お店側のPaypal here, スクエアー、コイニーとは違います。 とは言ってもNFCであれば送信も受信もできそうですので、Apple Payがお店側の受付体制にどのように影響をあたえるのか? また、ビジネスチャンスが広がりそうな予感がします。

Apple Watch

さて、これ時計なんでしょうか? 世界中の人が慣れ親しんだiPhoneと連携した超小型のコンピューターと考えるのが自然でしょう。 もちろん台数の多いアンドロイドとの競争はこれからも続きますが、ターゲットとしている層が現在違っていますので、iPhoneを使い慣れた人がどれだけこの超小型コンピューターに興味をもつか? 老眼が進んで細かい文字を見るのがうっとおしくなっている自分がなんとも残念です。 若い開発者は、またワクワクしているのではないでしょうか?

 

なぜ”ソーシャル・ネットワーク”なのか?

今どうして「ソーシャル・ネットワーク」が注目を浴び、それを利用するのか? 利用したほうがいいのか? その大きな理由の一つに、ソーシャル・ネットワークが持つ力、ネットワークの価値、言い換えるとその拡散性の大きさがあります。

ネットワークは、これまでずっと1対1の関係(直接の会話、電話、メールなど)で築かれてきました。 これに1対多数(複数宛のメール、ブログなどの投稿など)、更に多数対多数の関係(ソーシャルネットワーク上で行われる投稿にコメント、会話など)よってもネットワークが構成されます。

イーサネットの発明者、ロバート・メカトーフは1対1の状況において、メンバーn人のネットワークの力はnの二乗に等しいと主張した。(メカトーフの法則、コトラーのマーケティング3.0)

直接の会話や電話が3人のグループでなされるとき、そのネットワークの力は3の二乗、9となるということです。 ところがメカトーフの法則は、関係が1対多数、多数対多数の場合の時のネットワークの力を過小評価しているとして、現在ではリードの法則が使われることが多くなっています。 すなわち

リードによれば、多数対多数の環境におけるメンバーn人のネットワークの力は、二のn乗に等しい。 nが五以上なら、多数対多数のネットワークの力は1対1のネットワークの力より常に大きくなる(コトラーのマーケティング3.0)

メンバーが5名の場合、メカトーフの法則によればネットワークの力は「25」、1対多数、多数対多数を前提にリードの法則によれば、ネットワークの力は「32」となります。 これはメンバーが多くなればなるほど、急激にその差が出てくることになります。 メンバー10名であれば、メカトーフの法則「100」、リードの法則「1,024」と圧倒的にネットワークの力が大きくなってきます。

このネットワークの大きな力、言い換えれば拡散性の大きさが、今、ソーシャルネットワークが注目され、そして利用される理由の一つです。 このソーシャルネットワークの進展を現在のテクノロジーの変化の一つと捉え、Salesforce のマーク・ベニオフは「消費者は発言の自由と選択の自由を手に入れた」としています。

Twitter (2006年7月)、Facebbok (2004年、2006年9月公開)などのソーシャルネットワークが日本でも普及してきた事によって、一般の人がネットで発言する垣根が劇的に低くなってきました。 2010年頃、日本のマーケティング業界では、それをソーシャル・メディア、個人が情報の発信者となって拡大していくメディアとして取り上げ、その量があまりにも大きなため、ビッグデータとして話題になっています。 これに加えて最近の技術革新の3本めの柱であるモバイルの進展、いつでもどこでもネットにアクセスでき、このソーシャルネットワークで発言することが可能です。 モバイル上のアプリは、プッシュ通信で他の人の投稿を知らせてくれますし、メッセンジャーの機能で手軽に連絡も取り合えるようになっています。 ソーシャルネットワークをうまく使って、その拡散性の大きさを利用しながら効果的にコミュニケーションを行う時代になっています。