メルマガ登録、最新事情、WordPress プラグイン

ブログの内容を充実させて、多くの人に読んでもらいたいとき、現状を考えるとメールマガジンの発行が欠かせません。 ブログ上でメールアドレスを登録してもらいブログの内容を自動的に届け、また必要なときには独自のメールニュースを配信できるWordPress のプラグインを探すことになります。

プラグインSubscribe 2 は ダウンロード数が140万近い非常に人気のあったメルマガ登録のプラグインでした。 しかし、最近のアップデートでReadyGraphと連携するようになっています。 一見、ソーシャルとの連携が深まるかのようなのですが、この評判がすこぶる悪い。 要するに、うっかり連携しようものなら、これまで登録してくれたメールアドレスをすべて相手側に渡してしまうことになるようで、相手方は手に入れたメールアドレスに自由に広告を打てるようになるようです。 アメリカの掲示板では、Subscribe 2 の作者がReadyGraph にその権利を売却し、現在十分なメンテナンスも行われていないようです。 加えて、これまでの利用者の登録メールアドレスを軽々と売リ渡すようなことはしてはならない、とひどい最近の評価になっています。

MailPoet Newsletters

WordPress 4.0となって管理画面からプラグインがとても探しやすくなっています。 検索が充実してきており、アップデートが継続して行われている最新のプラグインが探せます。 そんな中からMailPoet Newsletters プラグインが目につきました。 ダウンロード数も250万を超えています。 Subscribe 2 での機能もほとんど含んでいますし、加えてNewsletter の編集機能は、特にブログの内容ではなく、単発のニュースレターの場合に、はるかに豊富な機能となっています。 画像の挿入なども便利になっています。 完全に日本語に対応していて非常に使いやすいので、しばらく使ってみることにします。


iPhone 6, Apple Pay, Apple Watchの発表

2014年9月10日2時からのAppleの特別イベント、iPad miniで見ようとしたのですが、最初は中国語の同時通訳付き、でもしばらくするとストリーミングが途絶えてというのが何回か続き、その後日本語同時通訳になったのですが、相変わらずストリーミングが安定しなかったので寝てしまいました。 Apple でさえ、これだけアクセスが集中した際のクラウド技術はまだまだ改善の余地があるというのを実感しました。 改めて、午前中に発表の全容を見たのですが、こうやって時代は作られていくんだなぁ、という感覚を覚えました。

2007年6月iPhone が発売される際、「Appleに電話機なんか作れるわけがない」と言っていた人、ある意味正しかったかもしれません。 Appleは携帯電話以上のもの、恐ろしく性能が良い小型の「電話付き」コンピューターを豊富なソフトと音楽付きで作ってしまいました。

今回の発表は、はっきり3部に分かれており、iPhone 6、Apple Pay、Apple Watch となっています。

iPhone 6、iPhone 6 plus 

Apple Watch の発表と同時になされるべき、大きめのサイズのiPhone の発表です。 完全に4インチの画面が抜け落ちて、4.7インチと5.5インチのサイズでの発表です。 Apple Watch が発表されるので、この大きめのサイズでも良いか、となってしまいがちです。 A8 64ビットのCPU, 進化したビデオ性能、画面、カメラ、どこをとってもPCのグレードアップのように進化しています。

気になったのは、すでにMacなどで採用されている、Wifi 802.11ac に対応している点。 これは現在家庭で使用しているWifiルーター、802.11n対応のものをそろそろ801.11ac に対応している最新のものに買い換えるか、考えどころとなります。 また、VO WiFi, WiFI calling という技術、これはWifi にのみ接続している状態で電話をかけられると理解しましたが、これも既存の電話会社に大きな影響を与える技術かもしれません。

購入するか、買うか? 日本の場合、どのキャリアーをとっても音声電話定額と称して、実質基本料の値上げをやっていて、新規の受付や機種変更の際、すべてこの新しい料金体系に変更され実質的な値上げになってしまいます。 これまでは機種変更で新型のiPhone を手にしていたのですが、今回は買い取りで、基本料金の値上げを抑えるか、SIMフリーのものを購入して低額なSIM通信パッケージを試してみるか、いくつか考えてみなければなりません。 携帯電話で話すことがもう主な目的ではなくなってきていますので、選択肢が増えてきます。

追記:2014年9月13日 ソフトバンクの場合、従来8月31日に受付が終了するとされていた、ホワイトプラン(ソフトバンク同士の通話が1時から21時まで無料)やパケット定額(パケットし放題フラット for 4G LTE など)などの受付、変更終了を、11月30日まで延長しています(8月29日発表)。 これによって、従来のホワイトプラン、パケット定額を維持しながら、今回のiPhone 6 への機種変更を受けられるものと思われます。 これにすでに発表のあった「実質0円から iPhone 6 への機種変更キャンペーン」による現在の機種からの変更割引を組み合わせると、ずいぶんと既存の顧客を優遇してiPhone 6への乗り換えが可能なようになっています。)

Apple pay

クレジットカード会社に長く務めていましたので、こちらも気になります。 アメリカでAmerican Express, VISA, Master と手を組んで10月にはスタートします。 NFCの技術を利用しますが、日本仕様とは違うようです。 顧客サイドからのクレジットカード決済方法という点が、スマートフォンを使ってカード決済を受け付けるという、お店側のPaypal here, スクエアー、コイニーとは違います。 とは言ってもNFCであれば送信も受信もできそうですので、Apple Payがお店側の受付体制にどのように影響をあたえるのか? また、ビジネスチャンスが広がりそうな予感がします。

Apple Watch

さて、これ時計なんでしょうか? 世界中の人が慣れ親しんだiPhoneと連携した超小型のコンピューターと考えるのが自然でしょう。 もちろん台数の多いアンドロイドとの競争はこれからも続きますが、ターゲットとしている層が現在違っていますので、iPhoneを使い慣れた人がどれだけこの超小型コンピューターに興味をもつか? 老眼が進んで細かい文字を見るのがうっとおしくなっている自分がなんとも残念です。 若い開発者は、またワクワクしているのではないでしょうか?

 


なぜ”ソーシャル・ネットワーク”なのか?

今どうして「ソーシャル・ネットワーク」が注目を浴び、それを利用するのか? 利用したほうがいいのか? その大きな理由の一つに、ソーシャル・ネットワークが持つ力、ネットワークの価値、言い換えるとその拡散性の大きさがあります。

ネットワークは、これまでずっと1対1の関係(直接の会話、電話、メールなど)で築かれてきました。 これに1対多数(複数宛のメール、ブログなどの投稿など)、更に多数対多数の関係(ソーシャルネットワーク上で行われる投稿にコメント、会話など)よってもネットワークが構成されます。

イーサネットの発明者、ロバート・メカトーフは1対1の状況において、メンバーn人のネットワークの力はnの二乗に等しいと主張した。(メカトーフの法則、コトラーのマーケティング3.0)

直接の会話や電話が3人のグループでなされるとき、そのネットワークの力は3の二乗、9となるということです。 ところがメカトーフの法則は、関係が1対多数、多数対多数の場合の時のネットワークの力を過小評価しているとして、現在ではリードの法則が使われることが多くなっています。 すなわち

リードによれば、多数対多数の環境におけるメンバーn人のネットワークの力は、二のn乗に等しい。 nが五以上なら、多数対多数のネットワークの力は1対1のネットワークの力より常に大きくなる(コトラーのマーケティング3.0)

メンバーが5名の場合、メカトーフの法則によればネットワークの力は「25」、1対多数、多数対多数を前提にリードの法則によれば、ネットワークの力は「32」となります。 これはメンバーが多くなればなるほど、急激にその差が出てくることになります。 メンバー10名であれば、メカトーフの法則「100」、リードの法則「1,024」と圧倒的にネットワークの力が大きくなってきます。

このネットワークの大きな力、言い換えれば拡散性の大きさが、今、ソーシャルネットワークが注目され、そして利用される理由の一つです。 このソーシャルネットワークの進展を現在のテクノロジーの変化の一つと捉え、Salesforce のマーク・ベニオフは「消費者は発言の自由と選択の自由を手に入れた」としています。

Twitter (2006年7月)、Facebbok (2004年、2006年9月公開)などのソーシャルネットワークが日本でも普及してきた事によって、一般の人がネットで発言する垣根が劇的に低くなってきました。 2010年頃、日本のマーケティング業界では、それをソーシャル・メディア、個人が情報の発信者となって拡大していくメディアとして取り上げ、その量があまりにも大きなため、ビッグデータとして話題になっています。 これに加えて最近の技術革新の3本めの柱であるモバイルの進展、いつでもどこでもネットにアクセスでき、このソーシャルネットワークで発言することが可能です。 モバイル上のアプリは、プッシュ通信で他の人の投稿を知らせてくれますし、メッセンジャーの機能で手軽に連絡も取り合えるようになっています。 ソーシャルネットワークをうまく使って、その拡散性の大きさを利用しながら効果的にコミュニケーションを行う時代になっています。


資生堂アジア戦略ーグローバル・マーケティング・研究会

2014年7月31日、グローバル・マーケティング・研究会(明治大学経営学部大石芳裕教授主催、東京御茶ノ水、明治大学リバティ・タワー)に参加してきました。 今回は資生堂 取締役執行役員常務 岡澤 雄さんの 資生堂アジア戦略「挑戦ーアジアのお客様から信頼され勝ち抜く企業」へ、と題した報告でした。 リバティ・タワーのホールに、これまでの研究会で最も多くの人が詰めかける非常な盛会となりました。 また、グローバル・マーケティング研究会の会員も今回で1,200名を超えたと、大石教授から報告がありました。

岡澤さんの報告は、まずは自己紹介から始まり、
当社概要および海外展開状況、
資生堂のアジア戦略理念および市場概要、
資生堂のアジア展開状況と課題、
アジア戦略実行の上でのリスク、
結び:「アジアお客様から信頼され勝ち抜く企業へ」、
と言った流れのものでした。

さらに大石教授のまとめとしては、中国市場での化粧品メーカーのシェアーの変化と、グローバルな化粧品メーカーのROS:売上高対利益率をベースに、海外企業に比べての日本企業の利益率の低さを指摘されていました。

今回印象に残ったのは、改めて中国市場の変化の早さでした。

今回の岡澤さんは、個別各国の市場戦略について概説されていましたので、むしろ2012年6月20日に、この研究会で報告いただいた資生堂中国事業部事業推進部(当時)の大田正人さんの報告が、その当時の中国戦略を詳しく伝えていました。 その後、2013年8月29日には、このグローバル・マーケティング研究会で中国戦略研究所の徐向東さんは、「中国で売れないなんてありえない」と題して、化粧品分野での中国独自ブランドが育ってきている点を指摘されていました。

これに加えて、中国におけるスマートフォンによるインターネットアクセスの増加、廉価なアンドロイド版がこの増加を支えています。 中国ネットワーク・インフォメーション・センター(CNNIC)の2013年末の報告によれば、中国インターネット利用者数は6億1,800万人、この内スマートフォンなどのモバイルからの利用者が、5億人。 モバイルからのインターネットの利用者の2007年5,040万人から2013年5億6万人への変化は凄いものがあります(チャート)。

中国モバイル

このインターネット利用の利用用途の第一位がチャット(5億3,215万人、利用率86.2%)なのです。 上に政策あれば、下に対策あり、という国民性の中で、一番信頼されるのが、自分が属している仲間の「クチコミ」。 このクチコミをチャットが支えています。 いつも思うのは、中国の変化は、日本でも体験していない、世界の最新の変化が非常な早さで中国で起きていることです。 この辺りについていけないと、一気にマーケット・シェアーを落とすか、伸び悩んでしまうことになってしまいます。

研究会の後の懇親会も今回は50名を超えたということで、非常に楽しく、賑やかな会でした。 次回は8月19日、ダイキン、グローバル戦略本部・営業企画部長の大森さんの報告です。

水戸岡鋭治からのプレゼントー熊本市現代美術館

昨日2014年7月2日、水戸岡鋭治さんの世界に触れたくて、熊本市現代美術館で開かれている「水戸岡鋭治からのプレゼントーまちと人を幸福にするデザイン展」(入場料1,000円)へ出かけてきました。 パネル展示が中心であるものの、ななつ星の室内を再現したブース、実際に七つ星で使われているのものの展示などもありました。 また、これまでにデザインされた列車の座席が展示してあり、これは実際に手に触れたり、座ってみることもできました。会場中央に置かれており、子供向けのミニトレインの線路を越えて行かなければならず、思わず、係りの人に声をかけ、確認してから座ってみました。

印象に残ったのは、今年10月から実際に導入される市電のデザイン「COCORO」走っているのを見るのが楽しみです。 また、江津湖周辺のイメージデザインも、ちょっとワクワクするものがありました。 写真撮影も、デザインであるがゆえに接写はダメですが、会場の全体風景でしたら許可されていますとの係りの方のお話でした。少し写真を撮ってくればよかった、と後悔しています。

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