フライ・フィッシングの第一歩 その前に


まずは 師匠の安藤さんに質問です。

1)最初に手にするロッドとしては、日本の渓流、秋田釣行を前提に 8フィート、それとも7.6フィート?

この辺がわかれば、随分とロッドを絞り込めます。

2)リールは たとえばORVIS だと、初心者にはBattenkill Mid Arbor とか
Battenkill Bar-stockで十分?

ORVISの中で、価格帯の低いもの2つを聞いてみました。

3)ラインは DT(ダブル・テーパー)、WF(ウェイトフォワード)、ST(シューティング・テーパー) 初心者にはどれが向いていますか?

ラインに3種類があり、どれを選んでいいかわかりませんでした。

安藤師匠の回答は次のようなものでした。

1)初めてのフライロッド

大昔は8フィート5番でしたが、現在では8フィート3インチ3番がスタンダードでしょう。
我々が良く行く群馬、新潟,秋田の渓流では、風がない限りこれで十分です。
ただし,北海道は除きますが(彼の地では、8フィート6インチの5番あたりをお薦めします)。
横浜のベイサイドマリーナ(アウトレット)に
オービスのヤマメスペシャル8フィート4インチ3番が、24,000円で出ています。
個人的には上記の様な比較的パラポリックなオービスの
スーパーファインやスコット、ダイヤモンドバックの様な竿が好みですが,
投げ易いティップアクションの竿を選ぶのも初心者には良いかも知れません。
最近セージも低価格で良いものがありますし,ティムコのインファンテや,
渋谷のSANSUIにSANSUIオリジナルやマイナーメーカーでも良い竿が低価格で出ています。
どのみち1本ですべてをまかなうわけにはいかないので,
そのうち竿が増えて来た時無駄にならない竿を選ぶのが肝要かと。
代々木上原にマニアックなカディスと言う中古販売の店があり,
フライ関係の出物が多くあります。そのうち,ご案内致します。

2)リールは竿のデザインに合わせるのが一番。

クラシックな竿にはノーマルアーバー,現代的なデザインの竿にはラージアーバーでしょう。
どのみち3番の竿は軽量ですので,リールもなるべく100グラム以下の軽いものが合います。
上記のヤマメスペシャルにはオービスのCFOバーストックがよく似合います。
また,ハーディーのフェザーウェイトもお勧めです。
国産では価格とクオリティーのバランスで、マリエットかな。
どちらにせよ焦って飛びつかず,中古のマーケットを探すのが一番。
ただし初心者は、オークションには手を出さないこと。
目利きが出来る人と,中古タックルショップで現物を探すのが一番です。

3)4番以下はDT(ダブルテーパー)、5番から6番はWF(ウェイトフォワード)、
7番以上にはST(シューティング・テーパーにランニングライン)でしょう。
佐藤さんの入門書がありますので,それをご一読下さい。

4)フライ・タイイング

ご質問にはありませんでしたが,
フライフィッシングの楽しみの1/3は釣りそのもの,
残りのⅠ/3は旅すること。最後のⅠ/3はフライタイイングです。
現実的に考えてもシーズン始めまでにタイイングを覚えておかないと、
初心者には後ろに目がないのでフライがいくつあっても足りません。
買えば1個300円から600円。
最初に4万円程度のまとまった投資が必要ですが,これはぜひ必要です。
タイイングは,拙宅で講習会を開きますので,ぜひご参加下さい。

なるほど、ロッドの長さもわかりました。
また、リールをロッドにあわせて選ぶと言うのにも感心しました。
ラインは、ロッドの番手にあわせて考えるのですね。
フライ・タイイングについては、コレを避けようとする私の性格を読まれたみたいです。

これから、いろんな方法でそろえて行きたいと考えています。