IRSN フランス放射線防護原子力安全研究所の日本語情報


フランス、人口62百万人、面積675千平方キロメートル
(これは海外領も含めた面積、本国のみは543千平方キロメートル
日本の面積 377千平方キロメートルの1.4倍ですね(本国)

このフランスは、アメリカに次いで
世界第2位の数の原子力発電所を持っています
1. アメリカ 104基
2. フランス 59基
3. 日本 55基

このフランスのIRSN・放射線防護原子力安全研究所が
3月22日から、日本語で情報発信しています
情報が少ない中、非常に参考になります

現在、News として日本語のドキュメントや
シュミレーションがまとまられていますので
是非、全てに目を通して置かれることをお勧めします

この中で”よくある質問”に ”起こりうる最悪事態とは?”
との項目があります

このシュミレーションでは、
取り敢えず20km以上では何とかなりそうです
(追記: ただ、昨日3月25日の福島第一原発 新たな展開?
で言及したSpeedi の拡散図もご参考ください)

が、前提は2号炉の原子力燃料が100%溶解した場合

それ以上の場合は、どうなるのか?
ここでアメリカ原子力委員会(NRC)が設定した
50マイル、約80kmが気になります
ネット上でも、根拠がないのではとの議論がありましたが
現在は、この日経新聞の記事がしっかりと伝えています

福島第一原発事故、避難範囲、なぜ国内外で違うのか

原子力発電所の出力ワット数を基準に
2号炉から4号炉の合計ワット数前提にしているのでは?
とのことです

初期の報道・情報で、1号炉から3号炉が地震時運転中で
定期点検中の4号炉のみ
使用済み核燃料がプールにあるものだ、と思っていました
が、現実は1号炉から3号炉についても
使用済み核燃料がプールに存在しています

その詳細は、各々の炉心の燃料体数
使用済みプールの燃料体数が
Wikipedia ウィキペディア
福島第一原子力発電所事故
に記録してあります
(体数、という単位がどういうものであるかわかりませんが)
(追記:2011年4月3日
原子炉内の燃料体数等については
福島第一原子力発電所事故の経緯
に移されています)

最後に、IRSN ではいくつかの放射性物質の
拡散のシュミレーションが開示されています
これも重要と思われますので
ぜひご覧ください

これを見て初めて、アメリカ海軍の
太平洋側で救援活動を行っている空母
ロナルド・レーガンで甲板の洗浄を行なっている
この写真の意味がやっと分かってきました