遠隔地の家の中の様子を確認するために、ネットワーク・カメラ(サーバー機能付きのウェブカメラ)を使用しています。 2006年当時、パナソニック・Panasonic のBL-C10A をアメリカから購入、使用し続けていました(現在この製品は製造されていません)。 どうも最近調子が悪く、電源を入れ直しても正常に機能しなくなっていましたので、リセットし再設定しました。
最初に設定するときにもいくつか気になる点があったのですが、基本的にはスカイプ・Skype が問題なく使えていれば大丈夫です。 今回は別の意味で、再設定のコツがありました。
最初、ネットワークカメラをインターネット・ルーターにケーブルでLAN接続、パソコンをWiFi での無線LAN接続で再設定しようとしたのですが、うまくいきませんでした。 既に製造されていない商品ですが、アメリカでは現在もしっかりサポートされていて、設定ソフトなどを手に入れることができます。 このセットアップ・ソフト Setup Software 使用し、かつカメラ側にも問題があるかもしれないと、リセットボタンをしっかりと押してのですが、うまくいきません。 ちょっとこのあたりで、あきらめモードに入っていました(2006年購入の商品ですので、諦めるには忍びない)。 しかし、インターネット・ルーターそのものにはLAN端子が1つしかなかったので、環境を変えて、カメラもパソコンも共に有線LAN 接続で試した所、しっかりとセットアップ・ソフトが機能してくれて、簡単に設定し直すことができました。 何が原因かプロではないのでわかりませんが、設定する際はパソコンの無線LAN接続は避け、有線LANでやるというのが今回の教訓です。
一人暮らしの親などを遠隔地に抱える家庭では、もっと普及してもよさそうなネットワークカメラです。 が、業務用で、かつ販売数量が確保できないと考えているのでしょうか、日本での販売価格は高すぎますね。 さらにインターネット上のアドレスを提供するダイナミックDNSサービスも月額1,000円程度で提供されていますが、ちょっとネットを探してみれば、無料のサービスが見つかります(アメリカでのサービスでも、インターネットの世界では全く問題ありません)。
また、パソコンの電源を常時点けておける環境であれば、Air Cam Live video などといったiPhone で使用できる700円程度のアプリも利用できます。 これもとても便利です。